弊社テストコースは昭和63年(1988年)に、前身の「寒冷地技術研究会」が積雪寒冷地における自動車全般に渡っての試験研究を推進するため、北海道士別市に開設しました。
創業者の今田美明と北海道自動車短期大学の先生・北海道大学工学部の先生とともに、ウトナイ湖の氷上で評価試験などを行っていた事をきっかけに士別市に築いたものです。
この頃は、スノータイヤおよびスパイクタイヤから、スタッドレスタイヤへ変化の時代でした。
その後、平成11年(1999年)に株式会社交通科学総合研究所と社名変更いたしました。
北海道道北地方は積雪寒冷地のため、タイヤメーカーや自動車メーカーのテストコースが多数あります。
その中でも道北では唯一、どなたでもお使いいただけるコースとして長年ご利用いただき、また士別市をはじめとした地域のたくさんの方々に支えられて運営しております。
弊社コースは、約31万㎡の敷地の中に5つのコースエリアを展開しており、国内外のタイヤメーカー・自動車メーカー・自動車パーツメーカーのテスト、撮影、試乗会などのイベントに広くご利用いただいております。
夏季は、オフロードテストや重機テストにご利用いただいております。
現在も自動車は自動運転、環境に配慮した車の開発など様々な変化の時を迎えております。
同時にコースのご利用も変化してきており時代に対応した運営をしていくため、業務に邁進していきたいと思っております。
自動車等試験研究のまち士別で、車の性能向上に取り組まれているお客様のご要望にお応えし、微力ながらお役に立ちたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 今 田 達 也